お仏壇の障子の紗張り替え・組子新調
多くの方はご自宅の障子は1年に1度、または数年に1度は張り替えられるのではないでしょうか。
それなのにお仏壇の障子(以下「紗(しゃ)」と呼びます)は何十年も張りっぱなし…。
破れていたりまっ黒なんてことはありませんか?
文中に出てくる「紗」・「組子」は左図の赤線で囲まれた部品を示します。 |
家の障子が破れていると、お客様にはあまり見られたくないですよね(^^;
お仏壇の障子(紗)も破れていたりまっ黒になっていると、お仏壇の正面ですからかなり目立ちます。
実はお仏壇の障子に張ってある紗も家の障子紙と同様に消耗品なのです。このことをご存知ない方が非常に多くいらっしゃいます。本当に多いですね!
下の写真をご覧いただくとおわかりのとおり、すすや汚れで黒くなっているものと新しいものとを比べるとこれだけ違うんですよ!
<紗張り替え前> |
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<紗張り替え後> |
※写真では組子(枠)も新品になっています
白い紗の上に金色で描かれている模様がおわかりいただけると思います。
いかがでしょう。
かなり印象が違いませんか?
「そう言われてみると、うちのもずいぶん黒ずんでいるような気がするわ」
と感じられたら、お近くの仏壇に相談してみてください。
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仏檀修理アドバイザー
富山県内仏壇店での仏壇製造・修理現場勤務をきっかけに独立。気がつけば20年以上お仏壇の修理・お手入れに携わってきました。
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